2016.08スタート!「風を切るカレーパン」が町を走りだす!
2016.08発売「風を切るカレーパン」が街を走りだす!
パンヲカタル浅香正和、Bread Craftオオウラ、Pedal & milk worksが、「人への想い」「町への想い」「ほっとけない」をコンセプトにした「風を切るカレーパンプロジェクト」を発動。3つの想いを乗せた「風を切るカレーパン」が、町を駆け巡り、人と出会い、美味しさを届けます。
※第一弾!「風を切るカレーパン~トマトとチキンのカレー~」
「パンヲカタル浅香正和の想い~パンでつながり、笑顔になる」
「パンが大好きなので、お店を紹介させてください」。2010年ベーカリー巡りがスタートした。シェフにお話を伺い、パンや店舗を撮影し、ブログに投稿する。次回の訪問時に、投稿内容をプリントして、手渡しでお届けする。シェフの「ありがとう」の言葉が心から嬉しい。読んで下さるシェフやお店の方々の笑顔を見ることに喜びを感じていた。当時の活動はブログへの投稿が中心であった。振り返るとそれは主観の塊のような「おいしい」の一方的な情報発信であった。活動回数を重ねていくほど、自分の想いと活動との距離感を自覚する。自分は何を伝えたいのか。何を伝えるべきなのか。そして、ベーカリー様を数多く巡ることだけに注力することへの疑問が芽生え始めた。自問自答を繰り返しながら、ふと心に光のようなものが、差し込んできた。ベーカリーへの想い。パンヘの想い。そして、人への想いを描くことであった。2015年その想いを叶うべく、パンでつながり、笑顔になるプロジェクト「パンヲカタル」を主宰する。ベーカリー情報の発信、コラボパンの販売、イベント企画、パン教室を通じて、パンでひとを繋ぐ活動を行っている。パンと学びとコミュニティをコンセプトにした「大人のあそび場創り」は、未来の自分たちが輝くための場の提供が目的である。
「Bread Craftオオウラとの出会い~不変的なものづくり。ひとへの想い~」
2015年春のBread Craftオオウラのオープンにあたり、大浦シェフより、ショップコンセプトやロゴ作成の相談を持ちかけられた。大浦シェフの想いを探るべく、自宅に何度も足繁く通った。大浦シェフがパンを通じて、何を伝えたいのかを知り、共有することに注力した。「Bread Craftオオウラ」のショップコンセプトを作成する上で、想いの共有は不可欠だと感じたからである。大浦シェフは「ものづくりの町堺」で生まれ育ち、ものづくりの家系ということもあり、自身もパンというものづくりに没頭されてきた。時が流れても変わらないもの。それは「ものづくり」と「ひとへの想い」。その想いを生まれ育った堺の地で伝える。地域の方々に毎日食べていただける安心安全なパン作り。「想いを込めたパン」で、たくさんの方々との出会いがうまれる。そんな大浦シェフとの想いは、パンヲカタルの想いと合致したのである。Bread Craftオオウラでは、ありふれた日常にあるパン作りを目指す姿勢が、気取らないパンたちの顔となり、店頭に並んでいる。「食パン」は日常使いには欠かせないアイテム。その中でも「蜂蜜湯ごね食パン」は、ほんのりとした甘さとしっとりでやわらかい生地が特徴的なパンである。また、大浦シェフのこだわりのひとつに新鮮な素材選びがある。素材選びに和歌山に足を伸ばし季節の美味しさを手に入れている。代表的なパンとして「季節のデニッシュ」がある。和歌山県産のフルーツを使用した色鮮やかなデニッシュには、デコポンやポンカン、そして金柑とクリームチーズを組み合わせたものなどがある。季節ごとの瑞々しいフルーツを大胆かつ美しく使用する。Bread Craftオオウラには、パンからはじまる地域の方々との会話が自然と弾み、素敵な笑顔の集まる空間を確立している。
「想いを語る。そして新しい出会い。~重なる想い~」
Bread Craftオオウラがスタートして間もなくのことであった。大浦シェフと共に、新製品「風を切るカレーパン」の方向性を探っていた時のことであった。「風を切るカレーパン」のコンセプトは、「自転車産業で有名な堺市の町を、自転車が風を切りながら駆け抜けていくような爽やかなスパイシー感を持つカレーパン」である。大浦シェフと共に方向性を確認しながらカレーの試作を繰り返し、パン生地との相性を模索していた。「風を切るカレーパン」のターゲット設定やスパイス感について話す中、販売方法の話に展開した。パンヲカタルのミッションは「パンでつながり、笑顔になる」とは、パンと人の出会いの場を創出することである。「パンと出会うチャンスロス」が、「ほっとけない」というキーワードと紐づいたのである。現在は、店舗を飛び出し、マルシェなどへの参加にも積極的に取り組んでいるベーカリーもある。そんな会話の中で、大浦シェフの口から飛び出したのが「委託販売」であった。そして、Bread Craftオオウラのパンを販売しているPedal & milk worksの存在を知った。この時におぼろげではあったが、パンヲカタル×Bread Craftオオウラ×Pedal & milk worksの「風を切るカレーパン」がイメージ出来た瞬間であった。
「Pedal&milk worksとの出会い~古くて新しい販売のカタチ~」
2015年12月 Pedal & milk worksの移動販売の取材に同行した。この日の天候は生憎の雨。そして、身を切るような寒さであった。代表の寺西宏司さんは、2015年「自転車に想いを乗せて届ける仕事」を始めた。一軒一軒訪問し、食料品と人への想いを手渡しで届ける。そして一人一人のお客様に合わせた心地よい距離感で会話を交わす。寺西さんがこだわる商品ラインアップの中で、豆腐や卵を購入されるお客様が多いということに驚いた。お客様は高齢者の方々が多いのは確かではあるが、特別外出が困難であるという方々ばかりではない。売れ筋の豆腐や卵等は、スーパーでは特売になり、いつでも安価で購入か可能な商品である。もちろん寺西さんが選ぶ商品が美味しいという理由であるとは思うが、わざわざ寺西さんから購入することに、不思議な感覚を覚えた。また、Bread Craftオオウラのパンを心待ちにしているお客様との出会いもあった。あるお客様が大量の食パンを手にされていた。購入理由はご近所に配ることや手土産にすることだそうだ。寺西さんの背中越しに見たお客様の笑顔と会話で感じたものがある。それは「古くて新しい販売のカタチ」であった。いつのまにか私たちが過去に置きざりにしてしまったコミュニケーションという大切なもの。「わざわざ届けてくれる」ということへの感謝があり、お届けさせて頂けるという感謝の気持ちで交流が生まれていると感じたのである。びしょ濡れになりながら、四時間に渡り、町の中を駆け抜けた。寒さで徐々に体が冷え切っていくのを感じる。思い切って寺西さんに「雨の日は辛いでしょう」と投げかけてみた。「待っていてくださる方々がいると思うとありがたいしかない」という答えが寺西さんから返ってきた。Pedal & milk worksの移動販売の現地現場に足を運び、人の人とのつながりを目の当たりにすることが出来たのは大きな収穫であった。寺西さんの熱い想いとお客様の笑顔に出会えたことに心から感謝している。寺西さんの活動は、深刻な社会問題である「高齢化」や「社会貢献」「コミュニケーション」「まちづくり」に直面した仕事であることを痛感した。わたしたちは、目の前にあることを「ほっとけない」プロジェクトチームである。今日も、わたしたちの想いを乗せた「風を切るカレーパン」は町を走り続けるのである。
「2016.08“風を切るカレーパン”が町を走りだす!」
①商品名「風を切るカレーパン」
②商品コンセプト:「人への想い」「街への想い」「ほっとけない」をお届けする。
③商品イメージ:自転車で風を切りながら街を駆け抜けていくような爽やかなスパイシー感のあるカレーパン。 四季折々の素材や具材を使用。選ぶ楽しさを提供する。
④商品特徴:第一弾「風を切るカレーパン~トマトとチキンのカレー~」
熊本県産のトマトをたっぷりと使用。淡路産玉たまねぎの甘みと国産鶏のもも肉でヘルシーに仕上げました。素材や具材に合わせて、自家調合したスパイス感あふれるカレー。甘みのある揚げないパン生地で、さっぱり感を演出。※カレーパンの内容は随時変更されます。
⑤購入方法
Bread Craftオオウラ 店頭販売
住所:大阪府堺市堺区今池町6-4-18
電話番号:072-225-1788
営業時間:8:00~18:00 定休日:日曜日
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Pedal & milk worksによる移動販売
住所:大阪府大阪市阿倍野区阪南町3-37-31
電話番号:0800-200-9600
営業時間:月~金 9:00~17:00 阿倍野エリアにて販売
Pedal & milk worksでは、移動販売スタッフを募集しています。